女性のお悩み

女性特有の症状である冷え性や貧血、生理不順、更年期障害などにお悩みの方、保生堂薬局にお任せください。
中医漢方では、女性の身体は7年ごとに節目を迎え、変化が現れると考えます。
この中医漢方の考え方を基に、症状の軽減はもちろん、それにとどまらない将来を見据えた治療をご提案しています。
おひとりで悩まずに、ぜひ一度、当薬局にご相談ください。

更年期症状

 閉経の前後5年間(45〜55歳ごろ)の時期に入ると女性は卵巣の機能が衰えはじめ、女性ホルモンのひとつエストロゲンの分泌量が低下していきます。これが、更年期に現れる不調の原因のひとつと考えられています。
 中医学では、こうした更年期の根本原因を「腎(じん)」の衰えと考えます。
 腎は生命エネルギーの源である「精(せい)」を貯える臓腑で、発育や生殖などの機能と深く関わっているため、ホルモンの失調などが起こりやすくなるのです。
 また、全身の陰陽をコントロールする機能もあり、陰陽のバランスが崩れるとのぼせや発汗、冷えなどの症状が起こります。
 さらに、イライラや憂うつ、不眠といったストレスや精神状態をコントロールする働きがある「肝(かん)」や「心(しん)」に不調が現れることも。
 身体の変化に対応した養生を心がけて穏やかに更年期を乗り切りましょう。

生理痛(月経痛)

 中医学では痛みのある月経(生理)を「痛経」と呼び、「月経痛」は"ない"のが正常な状態と考えます。
 生理痛がある、周期や日数が乱れる、量や色が気にかかる、といった諸症状は、さまざまな要因で体内の「気」「血」の働きが乱れることで起こるものなのです。
 自分の体質や体調を見直し、根本的に改善していくことが大切です。

生理不順・妊活

 女性の生殖器のひとつ卵巣には、排卵によって月経の周期を整え、妊娠をサポートする、女性ホルモンを分泌して女性らしい身体をつくる、気持ちをコントロールして精神を安定させる、といった女性の健康に深く関わる大切な働きがあります。
 女性が一生をいきいきと元気に過ごすためには、年齢とともに変化する卵巣の状態を知ることがとても大切です。
 卵巣の主な働き(生理や妊娠)と密接に関わる「血(けつ)」「腎(じん)」の養生を基本に、年齢とともに変化する卵巣を健やかに整えましょう。

冷え症

 冷え性は病気ではありませんが、頭痛や肩こりなどのつらい症状を伴うこともあります。また、免疫力の低下にもつながることから、中医学(中国漢方)では冷えを「万病のもと」と捉え、その改善をとても大切にしています。
 冷え症にはさまざまなタイプがありますが、どれも身体を健やかに保つ「気・血・水」のバランスが崩れているということで、冷え症を改善していくことは、体調そのものを整えていくことにもつながるのです。

貧血

 貧血は血液中の赤血球やヘモグロビンが少なくなった状態で、鉄欠乏性貧血、溶血性貧血などに分けられます。一般的な貧血は鉄分の不足による鉄欠乏性貧血で、疲れやすい、めまいや立ちくらみがする、少し動いただけでも息切れする、といった症状がみられます。
 中医漢方では、このような状態を「血虚(けっきょ)」と考えます。血虚とは、血の不足やその流れが低下することで、血の働きが不足している状態全般を指します。血は、身体を巡って栄養や潤い、酸素などを届ける、身体を温める、精神を安定させる、といった役割を果たしています。そのため、血が不足すると全身の臓器や細胞に影響し、疲労やめまい、息切れ、冷えといったさまざまな症状が現れるのです。
 特に重い症状でなくても、血虚の状態は婦人科疾患や美容のトラブルにつながることが多いもの。身体のサインを感じたら早めに対処するよう心がけましょう。

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